あらすじ
ずっと好きだった幼なじみの結婚式に出席した主人公こと葉、そこで運命の出会いをする。スピーチライターである久遠久美である。
久美のスピーチにいたく感動したこと葉、近々親友の結婚式で友人代表スピーチを頼まれていたので久美に相談しに行くことに。
しかしなぜか、スピーチを依頼するはずが自分で原稿を書くことに・・・
感想
スピーチ、それはヘタすれば眠くなるような子守唄であるかもしれないが、うまくいけばそれは人の心を感動させる言葉になる。
スピーチの極意に、聴衆が静かになるのを待って始めること。というのがある。
聞き手に、聴く準備が整ってこちらを向いてから話し始める。ちょっと目からうろこだった。確かに、ざわついた状態で話し始めても話なんか一向に耳に入ってこないし、せっかくのスピーチも台無しになる。
聞き手に聴く意志が出来てから話し始める。それは通常のコミニュケーションでも同じかもしれない。