広く浅く

色んな事をつらつらと 本の感想をネタバレ含めて書いてます

冬の蝶 平谷美樹

修法師百夜シリーズの1作品目

「ゴミソの鐵次」というシリーズのスピンオフらしい

全く知らずにこちらの百夜シリーズを手にとってしまった

まぁとりあえず

 

あらすじ

盲目で声の出ない少女・百夜は修法師、祈祷を生業にしている

はるばる津軽から江戸へとやってきた

それというのも、同じ弟子の鐵次の様子を見て欲しいと頼まれたからだ

そういう訳で、しばらく鐵次の側で様子を見張ることとなる

 

というのがプロローグ

本編はいくつかの短編からなる構成

 

1編目で相棒となる薬種問屋の手代・左吉との出会いが描かれている

 

左吉が依頼を百夜のもとに運んできて、それを百夜が解決するスタイル

大概が付喪神と呼ばれる妖怪が原因であっさり百夜が退治する

なにかと付喪神が多いのは左吉が付喪神に好かれているからだそうな

 

感想

修法師と言われてもピンとこなかったけど

読んでいるうちに、これは陰陽師とかと似ている系かなと

いささかざっくりしたジャンル分けをしてた

 

どの話も人の生死に関わる大きなことではなく

比較的小さな、でも日常に困るような依頼が左吉によって飛び込んでくる

その辺りが気楽に読み進められる作品ではある

 

妖怪退治ともう一つ見どころが、百夜と左吉の関係性である

出会いから段々深まっていく親密さと、左吉の態度が露骨で微笑ましくもある

 

 

 

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