あらすじ
不思議な力を持つ鍼灸師・節子
彼女のもとには様々な患者が訪れる
「あおの」と「つきの」もその内の一人
あおのは得体の知れない恐怖に突如襲われる病
つきのは、付き合ってた彼氏にふられてむしゃくしゃしているところを、節子に拾われた
それぞれに悩みを抱え、彼女とともに生活するうちに変化が訪れる
それは、二人の過去、ルーツを辿るものだった
感想
読み終わった時、タイトルを見て
なんか救われたというか
終わりじゃないんだとか
河童のキヨシが言ってた「会えなくなったら友達じゃないのか」が心に響いた
でもまぁ 運命って言葉は残酷だな
運命が二人を引き合わせた、ならもっと早くたって良かったはず
なにも二人同時に・・・なんて
だけど、同時期だからこそ糸が繋がって最後は救いがある展開になったのかなぁなんて
読み返してみると、うまい具合に書いてある
流石、作家さん
決定的なことは気づかれないように、でも事実を
ある意味ハッピーエンドな物語でした