あらすじ
祖母に「開けてはいけない」と言われていた蔵の着物が気になって、開けてしまった主人公・鹿乃
着物を虫干ししていたら、ある着物から物音がして、気付いたら着物の柄が変化していたのだった
近所に住んでいた持ち主を訪ねて詳細を聞きに行く
表題「アリスと紫式部」を含む3編の物語
感想
公式によると、ライト文芸レーベルらしい
なので、比較的軽い読み物である
登場人物たちも、個性豊かで
祖母の着物を日常的に着こなす、高校生の鹿乃
下宿人で准教授、兄の友達・慧
黙っていれば白皙の美少年、ぐうたらの兄・良鷹
という面子
内容は、ミステリーという位置づけらしいが
着物にまつわる不思議な出来事が起こるから、ある種のファンタジーとも言えるかも
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