広く浅く

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本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

今回の隣人は手強かった。(通い猫アルフィーのはつ恋 レイチェル・ウェルズ)

通い猫アルフィーのはつ恋 (ハーパーBOOKS)

 

※ネタバレしてます

通い猫アルフィーの2作目

今回の隣人は手強かった

あらすじ

エドガーロード48番地に新しく引っ越してきたスネル一家

夜中に引っ越してきて、夜中に荷物を解いたり

噂好きでせんさく好きのグッドウィン夫婦に警戒される

その警戒心は、それだけにとどまらず、スネル一家も招き

この辺りではみんな辺りを気を配っているということを、伝える集会を開きたいと

ジョナサンとクレア夫妻が住む、家にやって来た

通い先の本宅である、この家にも一つ問題が起きており

クレアが子供を妊娠したいにもかかわらず、なかなか妊娠できずナーバスになっていた

アルフィーはこれらの問題を解決して、幸せに暮らしたいと考えていた

だが、思うようにはいかない

スネル一家を訪れたアルフィーは、そこで飼い猫スノーボールに出会い

ひと目で恋に落ちてしまう

そんなことにかまってる暇はおろか、構われたくないスノーボールはアルフィーに冷たくし、そっとしておいて欲しいと力になりたいアルフィーの手助けを拒むのであった

もう一つの通い先、フランチェスカ夫妻の子供、アレクセイは学校でいじめられており、はじめて出来た子供の友達であるアレクセイの力になりたいアルフィー

 

数々の問題を解決したいアルフィーだったが・・・

 

感想

アルフィーの持ち味である人と猫と人を結びつける力と、幸せに導く力がなかなか発揮出来ない

やきもきしながら読んだシリーズ2作目でした

 

スネル一家の抱えている問題が、深刻すぎて

人でさえも頭を抱えて、エドガーロードの住人たちでさえ

いつでも力になれることを伝えることで、精一杯だった

そこを、猫であるアルフィーがなんとか出来るはずとは思えず

でも最後にはなんとかなってしまうのだ

スネル一家の問題は、別の人間が大元は解決するのだが

スネル一家とエドガーロードの住人たちを結びつけるのは

やっぱりアルフィーあってのものだった

 

シリーズ4作目まで出ているので

引き続きアルフィーの活躍を期待したい

 

1,301冊目

『通い猫アルフィーのはつ恋』 レイチェル・ウェルズ

通い猫アルフィーのはつ恋 (ハーパーBOOKS)

通い猫アルフィーのはつ恋 (ハーパーBOOKS)

 

 

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