広く浅く

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本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

敵国での捕虜生活(アラルエン戦記 (3) 氷賊 ジョン フラナガン)

アラルエン戦記 (3) 氷賊 ジョン フラナガン

アラルエン戦記 (3) 氷賊

またしても次回に続くって感じで終わった

でも結末は見えてる

ウィルがあたため草の依存から回復してエヴァンリンに話かける

ホールトとホラスは、囚われていたドパルニューを一騎打ちでホールトが倒して一件落着する

 

スカンディア人に捕虜にされてスカンディアまで連れて行かれた、ウィルとエヴァンリン

途中、のスコーギィル島まではふたりとも捕虜として料理などを担当させられてはいたものの、まともな待遇だった

けど、スカンディアに到着してエラクの元から離れた後ウィルの待遇が劣悪だった
読むに絶えないような酷い奴隷環境で、あたため草という薬草で依存されウィルは自分が誰であるかもわからなくなってしまう

一方のエヴァンリンはまだまともな奴隷になってた。家事を引き受ける奴隷でちゃんと温かい寝床もあったし、食べるものもあった

そんな2人を救ったのが、2人をスカンディアまで連れてきたエラクだった
ちょっと意外なような、でも助けるとしたエラクだけだろうと。何故ってエラクはウィルに心をひらいていたし、ウィルがあたため草の依存症になっていたことを見て心を痛めていたから

 

アラルエンではホールトが王に対する反逆罪で1年の追放を言い渡されていた
ホールトがウィルを助けようとしたから、王に対して侮辱を述べただけで、本心でないことは誰もが明らかだった

けど個人的にびっくりしたのが、ホールトの年齢。何となくもっと若い人を想像していた。40代くらいなのかな設定的に白髪交じりって出てたから、どうなんだろう

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