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本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

アリス救出!(アラルエン戦記(6) 攻城 ジョン・フラナガン)

アラルエン戦記(6) 攻城 ジョン・フラナガン

アラルエン戦記 (6) 攻城 (アラルエン戦記6)

アリスが囚われの身となり、救出へ 6巻

 

偶然打ち上げられた浜にいたスカンディア人をマシンドー城攻略のために援軍として仲間にしたウィル

たった30人で城を攻め落とす方法とは??

再開したホラスとともに、ヒーラーのマルコムの助けを得てアリスを奪還する!

 

大まかなあらすじはこう

ホラスの城を攻め落とすなら城にいる兵士たちの3倍は攻め入る側に必要だという理論

ごもっともだとと思う

いくらスカンディアの戦士たちが優れていても、ウィルとホラスを入れて30じゃ城を攻め落とすなんて不可能に近い

けれどやってのけるのがこの物語の面白い所

この奪還作戦に欠かせなかったのが、ヒーラーのマルコム

彼の魔術と見紛うトリック、霧の中から現れる10メートル級の巨大な大男や、怪しげな声、笑い声などを使って攻め入る
相手の兵士たちを萎縮させるのが狙い

幸い相手の兵士たちはきちんと統率の取れた騎士ではなく、ごろつきあがりの連中で突破口を見つければ勝てるとウィルは踏んだのだった

 

囚われているアリスにも、ウィルの援助が

弓矢で届けられた惑星の石・ステラタイトは、催眠効果のある青い石に対抗出来る石だった

その石を握っていると、催眠にかからなくなり意思を持ってケレンと話すことが出来た

 

そしていざ、マシンドー城に攻め入ったウィルが、アリスに対面するシーン

ケレンは前もってアリスに催眠をかけてしまった

そしてステラタイトははずみでどこかに行ってしまっていた

ウィルのことが催眠によって分からなくなったアリス、アリスにウィルを殺すよう命じるケレン

その際にウィルがアリスに放った言葉がよかった

愛にはかなわないんだなー催眠も

 

もとに戻ったアリスだったが、ウィルの言った言葉が本当に言われたことなのか催眠で分からなくなっていた

お見舞いに訪れるウィルがそのことを知って、アリスに告白しようとするも上手くいかず

ウィルは領土へと戻っていった

ここぞという時に言えないのねぇ ウィル。しっかり!

 

で、領土へ戻ったウィルにアリスから手紙が来て、やっぱりあの時愛してるって言われたような気がするしそうであって欲しいでも自分が先に言うわねって愛してるって書いてあった。なんだ先手を取るのは女側なのね、でも幸せになってウィル

そして、いつの間にやら、ホラスはカサンドラといい感じになってるとか

彼らの恋愛が気になります

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