あらすじ
その日の歌舞の演奏はよりすぐってとりおこなわれる予定とあり
後宮の人々は見れないことを残念がっていた。
源氏の中将は左大臣家の
夕方前舞われた青海波は、顔の動作や足の踏み方なども他の青海波と違い
極楽の
それを見ていた、藤壺の宮は自分にやましい気持ちがなければ美しく見える舞であったろうにと夢を見ているようだった。
源氏はあなたに向けて踊ったつもりですが、私の気持ちはご存知でしたか?と歌を送る
藤壺の宮はそれに対して一観衆の立場で返事をしたが
返事を貰ったことや、青海波の起源を知っていたことに対して、より一層藤壺の宮により一層思いを募らせていたのであった。
感想
生まれてしまいましたね、藤壺の宮の息子が
源氏によく似ていたのにもかかわらず、幼子とはみなこういうものかね
とおおらかに語る帝の余裕っぷり
気づかないんだ~ 源氏の子なのに
ひとまずバレずにすんで良かった
若紫はちゃくちゃくと美しく成長して
なんて若くて美しい人を私は夫にしたのかしら
っと自覚してきて
それがあながち間違いじゃないから、如何ともし難い
そんな若紫の成長も間近で見て
離れがたいと、一日でも見れなかったら苦しいとか
言っておいて
の、熟女との火遊び
キタコレ、しかも頭中将までもが参戦する有様
オイオイ・・
訳注で19歳の秋までと書いてあったけど
若かりし男子たちの火遊びが・・・過ぎますね