広く浅く

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本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

復讐を誓う少女ランペシカとヤイレスーホの物語(ヤイレスーホ 菅野雪虫)

ヤイレスーホ 菅野雪虫

ヤイレスーホ

あらすじ

前作チポロの続き(チポロの記事はこちら

 

盗賊の手助けを気が進まない中手伝っていた父が、盗賊仲間のムカルに騙されてあやまって足を滑らせて死んでしまう

父親が死んだ後、父が狩りで仕留めた毛皮などもやランペシカ自身と一緒にムカルに引き取られ生活することになった

ムカルの家では使用人みたいに扱われ、子どもたちが何をしても怒らず手伝いもしないのをランペシカが母親に申し入れると、さらに扱いが酷くなった

それでもなんとかひもじい思いをしてムカルの家にい続けたが、父がムカルに騙されて亡くなったことを偶然知ると黙っていられられなくなり<裁きの場>で訴えうとした

だが、そこにもムカルの手が伸びており、訴えが信用されなかったのであった

たまたま市場で聞いた、触れる物を氷漬けにしてしまう魔女の話を聞いたランペシカは、その呪いをかけたというヤレイスーホのねじろへと向かう

 

チポロとイレシュも登場する

今作では20歳になっている二人は夫婦になっていた

ただ、イレシュは魔物に連れ去られた間、贅沢な暮らしをしていたと村の一部の人から冷たい目でみられ

村から離れた場所で生活していた。しかもヤレイスーホのかけた呪いの後遺症で寝ている間もうなされていた

 

感想

ヤイレスーホ、人の姿になれたのね

てっきり、前作で蛇の姿に戻されたからもう人間にはなれないのかと思った

 

ツルの神さまも、チポロに射られてあげてから新しい身体をみつけてたって知ってホッとしてる

入れ替え製か~便利だな

てっきりチポロに射られてそれでおしまいかと思ってた

なんてふとっぱらな神さまなんだと

違うんだね、知らんかった

 

めでたしめでたしなんかなぁ

まだヤレイスーホは幸せになってないと思うけど

うーむ

 

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