広く浅く

広く浅く

本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

篝火に照らされた姫君に(篝火 源氏物語 角田光代訳)

あらすじ

最近、内大臣の引き取った娘のことを「内大臣の今姫君」と呼び、人々は噂をしている。
光君はそれを聞いて気の毒がっている。
玉鬘はもし最初から内大臣の元へ行っていたら恥ずかしい目に遭ったかもしれない。光君で良かったと思っている。
光君は下心はあるものの、思いやり深いので、やっと姫君も心を開いていく。

季節は秋になり
光君は足繁く姫君の元へ通っていた
帰り際、庭の篝火が消えかかっていたので
人を呼んで焚きつけさせた。
ほどよい明るさに照らされた姫君はみごとなうつくしさで、光君は帰りがたい。

その時、東の対のほうから笛の音が聞こえてきた
夕霧と友人達であろうと
こちらに呼び寄せてみる
彼らの中に内大臣の息子たちもいるが、姫君を姉とも知らず恋い慕っている。

 

感想

4ページと短いお話なので
あらすじも最後まで書いた

とうとう玉鬘が光君に心を許してしまう
ダメよっ!って言いたいけど
無理強いせずに、足繁く通って
添い寝して
まぁね、うん
酷くはないからなぁ光君男として

さてはて
内大臣に玉鬘のこと教えるのはいつになるかな?
どういう反応するかね内大臣

注目記事