広く浅く

広く浅く

本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

レーエンデ国物語 多崎礼 ネタバレ感想

やっと読み終わったけど謎がたくさんある

レーエンデ国物語 多崎礼 壮大な国物語

レーエンデ国物語

 

あらすじ

シュライヴァの英雄ヘクトルと娘のユリアはレーエンデに向かっていた

シュライヴァとレーエンデの交易路を結び、銀呪病を治すため

レーエンデでは幻の海にのまれたら人・動物を関わらず銀色の鱗に染まり

命を失ってしまう病気があった

レーエンデに魅せられたヘクトルはいずれレーエンデの地で過ごしたいと思うほど気に入っていた

レーエンデは異なる種族で構成されており、各部族の了承を得るために、ヘクトルはトリスタンという青年に道案内を頼んだ

 

壮大な国物語のはじまり

 

 

ネタバレ 感想 最後の最後までネタバレしているので注意

 

 

 

 

 

 

悲恋で終わるのーーー!?

トリスタンーーーー!!!

結局銀呪病を治すすべは見つからなかったし

交易路も完成しなかったね

神の御子が産まれたから、銀呪病が収束していったってこと??

 

 

 

謎多きラスト

疑問その1

ラスト終章ではその後の国と登場人物たちの人生が語られた

だけど

レーエンデを出れば死ぬあるいは銀呪病が進行するはずで

その銀呪病にかかっていた、ユリアの子供は生き残られないはず

なのに、イジョルニで神の御子として育ち?ユリアは聖母として名を残した

 

疑問その2

ユリアと結婚したのは誰? マルモア卿は陰謀の犯人だったのに

ゼロア・マルモアとは誰なのか? 息子か孫か

陰謀の犯人の血族と結婚?

 

疑問その3

レーエンデは結局イジョルニに支配された?

苦難の歴史の始まり、とあるがここも続編で語られるのか

 

 

月光石のお守りを持つ黒髪のウル族ってリリスの子孫だね

 

 

全5部作らしい(作者ブログより)

なっがいいーー

そりゃ1作目で駆け足になるわ

続刊もこんな感じ終わるのかな?

続刊も読みたいけど、続きが気なるから

でもなー 交易路完成させるぞーおー いきなりやってきたイジョルニに神の御子取られて、交易路うんぬんの話じゃなくなって、その後の歴史がざーっと書かれて終わりって納得いかないかも

続編でどの辺を描くのか気になる

 

注目記事