あれから約100年後
レーエンデ国物語 月と太陽 多崎礼
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あらすじ
イジョルニ人のルチアーノはある日突然家族を殺された
生き残ったルチアーノは謎の男の助けを借りて
レーエンデのダール村へと避難した
素性を隠さないと殺しに来るぞ、という謎の男の言葉を信じ
ルーチェとして生きていくことを決めた
匿ってくれた、ダール村の村長テルセロと二人の娘、テッサとアレーテは
こころよくルーチェを迎え入れてくれた
役に立ちたいルーチェは計算が得意なことを活かして
村の炭鉱の帳簿を任せられるようになる
その後、村に民兵の追加招集がかかり3人の村人を出さねばならなかった
怪力を持つテッサはその力を何かに活かしたいとルーチェに助言されたこともあり
民兵に志願する
そうしてテッサは村を離れたのであった
感想 ネタバレ 最後まで含む
壮大な話だよね
今回も600ページ超えの大長編
辞書みたいな分厚さ
読み始めてテッサが部隊に加わるまではちょっと、退屈だったけど
その後はぐいぐい続きが気になった
年表を作ってみたけど
1巻から約100年後なんだね
あれから100年経っても、争いは起きてるし
レーエンデは自由になってない
レーエンデが自由になる時は、この物語が終わる時かもしれない
そしてハッピーエンドで終わるのかな
テッサが英雄として死ぬ寸前、現れたのはルーチェ?
だったらいいな
ルーチェは結局法皇になったのね
残虐王だなんてこの本を読んでる間ちっとも思わなかったから
いつ残虐になるんだとひやひやしながら読んだよ
ルーチェは生涯伴侶を持たなかった
つまりテッサを愛していたから、かなぁ
法皇の立場で色々知ってしまったから伴侶どころではなかったからかもしれないけど
神の御子、ユリアの子供は
レーニエ湖から離れず100年もの間生きていた?
しかも赤子のまま?
謎が残る
年表作ったから載せとく ネタバレ
ざっくりしたとこだけ間違ってたらすんません