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色んな事をつらつらと 本の感想をネタバレ含めて書いてます

【青空文庫】空蝉

源氏物語 空蝉 03 紫式部著』

源氏物語 03 空蝉

前章に引き続き空蝉と源氏の話

 

あらすじ

空蝉に相手をされず眠れない源氏は、小君に愚痴をこぼしながら

もう一度会う機会を作ってくれと頼む

ある日、紀伊守が留守にしていて女ばかりの時

空蝉と継娘が碁を打っている場面に遭遇する

姿はよく見えないがあれが自分の恋人か、と思う一方で

美人だが少々行儀の悪い継娘にも興味を覚えた

その晩、小君の手引によって、空蝉の寝ている所へと入ることが出来たが

肝心の空蝉は、源氏が来ることに気付いて逃げてしまう

てっきり空蝉が寝ているものと思い、布団をめくった時

継娘が寝ており、人違いだと言えないまま

継娘にも惹かれていたので、後々の会う約束をしたのだった

その後、空蝉が置いていった薄物を手に取り

空蝉へ、「抜け殻のように置いていった衣を抱えあなたを懐かしんでいます」と和歌を送った。

和歌を見た空蝉は、衣が着古してたものではなかっただろうかなどと心配し

源氏の想いが身に沁みた

冷静を装いながらも、独り身の時ならばどれだけよかっただろうかと

源氏からの歌の端に

「木に隠れて置く空蝉のように、人目を忍んで泣いているので袖が涙で濡れています」

と書いた

 

感想

プレイボーイっぷりが出てきた光源氏

想い人の空蝉目当てで、夜這いしたのに

人違いで継娘にも色目を使ってる

 

空蝉が独身の時ならば喜んで、源氏に答えていたのに

わかってくれない源氏

こっちはにっちもさっちもいかない立場だから

こんなに苦しんで泣いている

気持ちが分からんか!

 

そんな空蝉を想いながら、継娘にも惹かれるって

どういうこっちゃ

けしからん

 

昔の貴族たちは恋愛が遊びだったのかもしれないけども

源氏は行き過ぎた例だよね

そうと信じたい

 

それはそうと 空蝉の弟、小君

健気だねぇ

源氏と空蝉の間を行ったり来たり

二人の間も良いとは言えない関係性の中

空蝉には叱られたり、源氏には弱音や愚痴を吐かれたり

それなのに文句も言わず、仲を取り持つなんて

将来有望だね

 

青空文庫へのリンク

図書カード:源氏物語

 

 前章 帚木のあらすじと感想

hiroku-asaku.hatenablog.com

 

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