『鯉と富士』の表題作を含む7篇
鯉と富士 修法師百夜まじない帖巻之三 平谷美樹
あらすじ
『三ツ足の亀』
年が明けて新年、いつもどおり、百夜の住む長屋にやってきた左吉
主の代わりに、仕込杖を持参し挨拶にやってきた
ただそれだけで終わるはずもなく
新年早々、怪奇話を持ち込む
大人が乗れる程大きい亀が現れたのだという
しかも何故か三本足で
詳しく話を聞きに行くと
心辺りがあるとすれば、昨年の暮に魚が大量に死んだことがあり、そのときに亡くなった亀の亡霊かもしれないと、屋敷の主は言う
誰かが毒でも投げ込んだのかと思うが、悪さをしそうなのは居ず
居るとすれば、四男の放蕩息子ぐらいだという
離れで暮らす四男の部屋へ向かうと・・・
感想
うーむ
文庫化しているのはこの『鯉と富士』までで
実際は、電子書籍でまだ続きがある
なので、意味ありげな紅柄党の頭・宮口や
左吉と百夜の関係性の進展具合など
分からずじまいなことが多い
すでに、電子書籍発売から3年は経過しているので
文庫化する可能性は低そう
すでに
通し番号58までいってるので
興味のある方は電子書籍を読むといいだろう
私個人としては、文庫本がよいのだけどなぁ
九十九神曼荼羅シリーズ 百夜・百鬼夜行帖18 鯉と富士 百夜・百鬼夜行帖シリーズ
- 作者: 平谷美樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/05/24
- メディア: Kindle版
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シリーズ1作目の感想とか