広く浅く

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本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

ロングランヒット・映画『ボヘミアン・ラプソディ』観てきた

11月に公開、現在もロングランヒット上映中の映画

ボヘミアン・ラプソディを観てきました

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アカデミー賞最多4冠!獲得だそうです

www.foxmovies-jp.com

 

感想は・・・良かった

特に、父親との抱擁シーンが目頭を熱くさせました

チャリティのライブイベントに出場するためか、それを報告しに

実家へと訪れたフレディ

父親の教育方針で「善き思い 善き言葉 善き行い」と常々言い聞かせられて育てられたが、反抗したり今までその通りにしたことがなかった(と思ってた。けど実際は父親もフレディの活躍を気にかけていた)所での

チャリティーライブへの参加

もう帰るというフレディと、別れの抱擁をする場面でウルウル

 

私はQueenのファンではありません

唯一知っていると言えるのは、Queenの現在のボーカル・アダムランバートが好きと言える所だけ。

Queenの曲はあまり知らない

それでも、随所で歌われる歌はどこかで耳にしたことのある曲ばかり

ミュージカル映画ではなく、フレディ・マーキュリーのバンド結成から死に至るまでのドキュメンタリーを見せられているようなそんな映画でした

その中に、音楽がある

 

観客と一緒に楽しめる曲をと作られた「We Will Rock You

最愛の女性メアリーに向けられた「Love of my life」

映画タイトルにもなってそれまでになかった6分と長い曲

Bohemian Rhapsody

 

映画を観終わったあと、Queenの曲がもう一度聴いてみたくなりました

 

映画で知った事実や、フレディの考え方にも頷けることがありました

フレディ・マーキュリーは芸名だったり(姓名ともに自分で変えてしまった)

ゲイであったり。これはフレディ自身も相当悩んでました

最愛の女性メアリーがいながらにして、男性も好きであるという自覚の芽生え

悩んでいたフレディに気づいていたメアリー

打ち明けたあとも、生涯仲良くして、ソロ活動からグループへ戻るきっかけ(叱咤)をしたのもメアリーでした

ボヘミアン・ラプソディの歌詞にある意味が分からないと言われた単語にも

フレディは「詞は観客のものだよ、一旦離れたら観客の世界観で聴いていいんだ」みたいなことを言っていたことが印象的でした

 

これは全劇場共通なのかはわかりませんが

私が鑑賞した劇場では、開演前から「ボヘミアン・ラプソディ」のタイトルがスクリーンに映し出され

劇場内にはQueenの名曲が流れ雰囲気たっぷりでした

また、エンディングロールにもQueenの曲が使用され

エイズでなくなったフレディの遺言で、ボヘミアン・ラプソディの売上がエイズ基金「テレンス・ヒギンズ・トラスト」へ寄付されていたことを知りました

45歳の若さで亡くなったフレディの人生の一部が

ぎゅっと凝縮された2時間でした

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