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本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

猫が事件解決!?(書店猫ハムレットの休日 アリ・ブランドン)

書店猫ハムレットの休日 アリ・ブランドン

書店猫ハムレットの休日 (創元推理文庫)

 あらすじ

書店猫ハムレットシリーズ3作目

今回のお話は

前作で、主人公のダーラが空手の大会で型を披露している所を

猫のハムレットが真似をしている動画を観客に撮影され

それが、動画投稿サイトで色んな人達が投稿し全部で百万回近い再生数を記録した

それを知った友人のジェイクは母ナッティに友人であるアメリカ猫協会の会長へ、ハムレットをキャットショーに出演させるように言ったらどうかと提案した

その提案が無事?通り、ダーラとハムレットはフォート・ローダーデールにある

アメリカ猫協会のキャットショーに特別ゲストとして招待されたのだった

フロリダにキャットショーに出演することになった、ダーラは元警察官・現在探偵をしているジェイクにハムレットのボディーガードをして貰うよう依頼した

休暇がてら、キャットショーが終わったあともしばらく滞在することを決めた

二人と一匹

寒々しいニューヨークから穏やかな天候のフロリダへと向かったのだった

 

感想

ハムレットの休日とあって今回は

フロリダの暖かさもあってか、グルメや観光といった描写が多く

至極のんびりとした雰囲気の中話は進む

だが、コージー・ミステリーと銘打ってある通り

ミステリーの部分も、ちょいちょいある

キャットショーでは事件が勃発し、ハムレット自身も危険な目に・・

 

ハムレットシリーズは、主人公のダーラと探偵のジェイクが主に事件を解いたり

あるいは関わったりするシリーズで

ハムレットが喋ったり、探偵風に事件を解決するものではない

ただ、書店猫ともある通り、ダーラが経営する書店で飼われており

事件があると、事件に関係のある・ヒントとなる本を落としたりする

ハムレットという名前も、店に初めて訪れた時(まだ飼い猫となっていない時)、床に落ちたシェイクスピアの悲劇の本の上に寝転がったということから命名された

今回もこの「本落とし」が見られるので、ご期待ください

 

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