あらすじ
たった一人の女性騎手訓練生の主人公が騎手学校を卒業する場面から始まる
優秀な成績で努力家の主人公はスカウトされ卒業後、広島の鈴田競馬場にプロジョッキーとしてデビューすることとなる
ところが、この鈴田競馬場というのが曲者で・・・
厩務員が4人。一人は関西弁の兄さんに80を過ぎたと思われるご老人に昼間っからアルコール臭を漂わせているオヤジに極めつけは謎の美少年ときた。
おまけに扱う馬たちも曲者揃い
ツバキオトメは人間で言うと70代、スーパーポポロンは臆病でなにかとびくつく、ベルフォンテーヌは気難しく言うことを聞かない時がある
そんな中、なんとか勝ちたい主人公だが・・・
感想
読んでて頭をよぎったのが、銀の匙でのワンシーン。
2期の3話あたりラストの先生の語り
この話の本編では
セオリーよりも技術よりも本当に大事なのは、その馬の性質をつかみ、馬一緒にレースを考え、より馬が走りやすいようにしてやることだ。
このあたり
命令は受けない。でも、合図なら受ける
とか
馬<人間 の力関係でなくて 馬>人間
なんだなぁとしみじみ感じた