今月読んだ本がちょっと多かったので上旬と下旬に分けます
秋を通り越して寒くなりましたね
わたしの幸せな結婚 三 顎木 あくみ
アニメ化されてて続きが気になったので原作を読もうと思って読んだ
「異能」という言わば魔法の能力を持つ人々が生きる世界で
異能を持たないと蔑まれ虐げられた美世の物語
清霞の両親が登場。あと清霞と美世は初々しい。
夜が暗いとはかぎらない 寺地 はるな
寺地さんの本はコンスタントに読んでて、不意に既刊全部読破しようと思いたち
読んでる最中です。
寺地さんの書く本は、なんて言ったらいいんだろう。言語化するのが難しい感情を小説にしてくれて、毎回感動させられてる。
今回の本は、閉店が決まったあかつきマーケットのマスコット・あかつきんを巡る人々の暮らしを綴る連作短編集。
森沢カフェ 森沢明夫
著者の幸せのヒントが散りばめられたエッセイ。
著者の作風と同じな世界観のエッセイ。
読むと心が明るくなる。
夜空に浮かぶ欠けた月たち 窪美澄
窪美澄さんも好きでよく読んでるけど最近読んでなかったので
直木賞も受賞されましたよね
ひっそりとたたずむメンタルクリニックを訪れる人々の短編集。
藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房
菱刺しという刺繍の一種を題材にした小説
菱刺し工房に集う人々の話と工房主のより子の人生。
私も菱刺しと似たこぎん刺しが好きで刺してたから登場人物達の気持ちが理解出来る。マイナーだと思ってた刺し方の小説が読めるのは嬉しい。