広く浅く

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本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

玉鬘の出仕(藤袴 源氏物語 中 角田光代訳)

あらすじ

玉鬘に内侍として出仕するよう誰もが薦める
誰かに心置き無くあれこれ相談したいところだけど
親代わりの光君は親だからと気を許せない
実の父も光君に遠慮している状態では気軽に話せない
 
祖母である大宮が亡くなり、喪にふくす姫君
そこへ夕霧がやってきて
光君の伝言を伝える
そして秘めていた想いを姫君に打ち明ける
 
光君のもとへ行った夕霧は姫君からの返事を伝える
宮仕えをしても、既に二人の妻がいる帝では寵愛をたまわるのは難しいし、蛍宮が熱心に姫君を思っているのに入内させたら、蛍宮と光君の関係が悪くなるのではと心配する夕霧
光君は夕顔の遺言が気になって訪れたが、父である内大臣がまるで耳をかさないと泣きつかれたので、不憫に思って引き取ることにした。という
そうやって引き取って育てていることを噂する声もあると夕霧はいう
内大臣は入内させておいてから、自分のものにしてしまうつもりだろうと言っていたと光君に伝える
 

感想

夕霧から告白される玉鬘
あれ?紫の上だけじゃなくて玉鬘にも恋心抱いてたの?
内大臣は光君が内侍として宮仕えさせてから側室にするつもりだろう、って見抜かれてるし
どうなる?玉鬘
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