広く浅く

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本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

内大臣に打ち明け話(行幸 源氏物語 中 角田光代訳)

あらすじ

冷泉帝のおでまし・行幸があり
玉鬘も帝の姿を見ることが出来た
いつも光君や夕霧といった気品のある人を見慣れているせいか身分の高い人はみな気品があるのかと思えば、違う事がわかった
帝は光君に似ているが、もう少し威厳があって恐れ多く、立派であった
玉鬘は光君から薦められた、内侍の宮仕えについて考えている
帝の寵愛を受けるのではなく、内侍というお仕えしてお目通りするのであればいいかもしれないと思うようになった
宮仕えするにしても、成人式をしてからだと光君は思い
この機に内大臣に真実を伝えようと決めたのだった
 
 

感想

とうとう玉鬘が娘だと内大臣に伝えた光君
わりとすんなり受け入れられたけど
玉鬘とのことを疑われてるw
近江の君がなんだかちょっと不憫になってきた
昔の価値観というか上流階級と下流の溝を見せられているようで
そして作者もそういう考えって
なんだかなぁ
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