広く浅く

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本の感想。ジャンルは文芸・ファンタジー・SF・ミステリ。ほのぼの系が好き

新年を祝う(初音 源氏物語 中 角田光代訳)

あらすじ

新年
元旦を祝う光君と紫の上
仲睦まじい様子の二人

明石の君の幼い姫君にも会いに行く
元旦の挨拶を母上に手紙にしなさいと書かせるが
母を恋しがる姫君に思わず涙が出そうになる光君

花散里のところへ向かう
すっかり盛りを過ぎて髪も薄くなった花散里を見て
かつらでもしたらいいのにと思う
だが二人は兄弟のように仲がいい

玉鬘にも会いに行く
きれいなようすに心を打たれて
実の父でないことに隔たりを感じる

明石の御方にも会う
娘からの手紙の返信をしたためている様子
紫の上には色々言われそうだけど、その晩明石の御方の所に泊まる

末摘花に会う
盛りを過ぎて白髪交じりになった末摘花をみて気の毒に思う
そして寒そうに震えている姿を見て、なにかできることはないか問う

尼になった空蝉のところにも顔を出す
なかなか逢えなくても心のなかでは忘れていませんよ
と告げる


感想

かつらってこの時代にももうあったのね
驚き
どの姫君にも等しく愛情をそそぐ光君
やっぱ藤壺が一番なのかな?

光君36歳の正月

 

 

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